2015年11月03日

Vol.1079「“社内の仕組化”よりも大切なこと」


「社内を仕組化し、経営者自身は現場から離れる」

というのは一つの形ですが、

そうすることによって生み出した余剰時間

を使い、経営者が

外部団体の活動やお付き合いの飲み会やゴルフ

に明け暮れるのはいかがなものか

と考えています。



確かに

経営者と社員とで役割は明確に異なりますし、

経営者以外の人でも対応可能な作業は

できるだけ別の人に任せるべきでしょう。


ただ一方で、

経営者というのは、

社内の誰よりも会社のことを考え、働かなければならない

とも思います。



これは物理的に遅い時間まで社内に残る

という意味ではなく、

会社にいようがいまいが、平日だろうが休日だろうが、

常に社員さんや会社の将来のことを考え、

次の手を打つべく行動を起こし、

そのために人に会ったり、学びの場に足を運んだりする

ということ。


言い換えると、

経営者として成長するために


社内の誰よりも自分に負荷をかけ続ける


のです。



社内を仕組化(つまり部下に一任)しただけで満足し、

自分が一線を引いたような立場をとるのは、

会長職にでもなった時、つまり、

実質的に引退した時を除き、

本来あってはならないはず。


そもそも

現場は社員に委ね、自身は

プライベート(?)と区別できないようなお付き合いばかりしている経営者に、

社員が付いてくるとは思えません。



まあ、大企業であれば

それでも成り立つのかもしれませんが、

少なくとも中小零細企業の場合には、

経営者と社員の気持ちが乖離し、

いずれ立ち行かなくなってしまうでしょう。



社内を仕組化することも大切ですが、

仕事を委ねたからには

経営者として将来の道筋をつくる努力が必要ですし、

そのためにも


社員さんや現場と向き合うことを忘れてはならない


と考えています。




とりわけ

「仕組化」や「効率化」を考えがちな

若い経営者の皆様には、

そういった意識を持っていただきたい

と感じる今日この頃。


大いなる自戒を込めて・・(汗)。


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【本日のまとめ】

■ 経営者というのは、

  社内の誰よりも会社のことを考え、働かなければならない。

■ 社内を仕組化することも大切だが、仕事を委ねたからには

  経営者として将来の道筋をつくる努力が必要。

■ また、そのためにも

  社員さんや(作業はせずとも)現場と向き合うことを忘れてはならない。




posted by 安野 広明 at 09:07| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする