2015年11月02日

Vol.1078「“御用達(ごようたし)経営”で、時代を生き抜く」


以前、

「トップリーダー養成塾」

でお世話になった

経済評論家の藤原直哉先生は、

10年以上も前から

「御用達(ごようたし)経営」

を提唱していらっしゃいます。



これは簡単に言うと、

いままでのような

売上やシェアを競う「量の拡大」は

あくまで景気の後押しがあった経済成長期の経営

であり、

経済の上昇カーブが終わった局面での経営の王道は、

お客様の問題解決のために

様々な商品やサービスを選びあつらえて提供する、

「御用達のスタンス」である

という考え。



実際、

近年の大企業による不祥事の大半は、

無理な「量の拡大」の弊害です。


とりわけ

中小企業が「量」を追求することは、

非常にリスクが高くなってきている

という実感があります。




ここで「御用達」とは、

「お客様の用事を達する」

という意味ですので、

一律に商品やサービスを提供する

のではなく、


1人1人のお客様ごとにサービスをアレンジ


しなければなりません。


また

お客様の顕在ニーズや潜在ニーズを

正しく把握するため、

強固な信頼関係を築き、


お客様以上にお客様のことを理解する


必要があります。



したがって

「御用達経営」を実現するには、

いままで以上に

1人のお客様にかかる手間暇が増える

のも事実。



とはいえ、

ITの進化によって

さらに外部環境が劇的な変化を遂げていく

ことが予想される中で、

お客様との関係性を強固にするこの「御用達経営」は、

まさに、これからの

企業が目指すべき一つの道ではないでしょうか?



古き良き時代の経営に囚われるのではなく、

時代の変化に合わせて

経営のスタンスも大きく舵を切る

必要があるのかもしれません。




本日は、備忘録を兼ねて。


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【本日のまとめ】

■ 経済の上昇カーブが終わった局面での経営の王道は、

  お客様の問題解決のために様々な商品やサービスを選び

  あつらえて(=アレンジして)提供する、「御用達のスタンス」。

■ 時代の変化に合わせて、経営のスタンスも

  大きく舵を切る必要があるのではないだろうか。



posted by 安野 広明 at 18:56| 島根 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする