2021年04月14日

Vol.3068「経営はサバイバル、火がつくまでは大量行動を」


『キャストアウェイ』という映画

をご存知でしょうか?



トム・ハンクス扮する主人公が

飛行機事故に遭い、

たった1人で無人島に流れ着くところから

物語が展開していきます。



まさに

現代版ロビンソン・クルーソー

のようなストーリーです。



その映画の中で印象に残っているのが、

主人公が無人島で

火起こしをするシーン。



果物以外の食糧(魚介類)を口に入れるには、

火を通さなければなりません。



そこで主人公は、見よう見まねで

木の板と枝の摩擦熱で火を起こそうとする

のですが、

これがなかなか上手く行かず・・。



やがて、

枝を持つ手は血だらけになり、

苛立ちがピークに達します。

(そして、そこら辺の物をぶん投げる)



それでも、なんとか落ち着きを取り戻し、

長時間ゴシゴシとこすり続けていると、

度重なる失敗の中で、

空気の流入を確保すれば上手くいくのではないか?

ということに気付くのです。



そこから火種をつくり、

燃え上がるまでは

あっという間でした。



何もないところから

火を手に入れた主人公は、

その後、様々な形で火を活用しながら、

無人島生活を生き抜いていきます。



このシーンで私(安野)が注目したのは、

主人公が諦めずに

ゴシゴシこすり続けたことと、


その中で気付きを得て、

打開策や希望を見出していったところ。



実は同映画には、

そういった気付きの場面が

至るところに散りばめられています。



いずれも、

人に頼ることができず、

「自分1人の力でなんとか生きなければならない」

と、

必死に考えながら行動したからこそ、

気付けたのではないでしょうか。




そしてこのことは、

経営に置き換えても同じです。



捉えようによっては、

経営もサバイバルのようなもの。



とりわけ、現在のように

新型コロナによる経済の停滞といった

危機的状況下で生き残るのは、

まさにサバイバルです。



いつまでも

国の補助金に頼る訳にもいきません。



そんな中、

打開策や希望を見出すには、

超高速でゴシゴシこすって

火起こしするようなイメージで(?)、


諦めずに大量行動していく以外にない


と思っています。



必死で大量行動していれば、

それなりの気付きが得られるはず。



その気付きを火種として、

次の行動へとつなげることで、

どこかのタイミングで

火が大きくなっていく(=打開策を見出せる)

と信じています。



場合によっては、

大量行動の過程で新たな出逢いがあり、

一気に火が燃え盛るなんてことが

ないとも限りませんし。




・・なかなか先行きの見えない

不安定な日々が続いていますが、

最後まで諦めずに

自力で生き抜いて参りましょう!



ふと、昔観た映画を思い出し、

そんなことを考えました。


******************************

【本日のまとめ】

■ 経営とは、サバイバルのようなものである。

■ 打開策や希望を見出すには、

  超高速でゴシゴシこすって火起こしするようなイメージで、
  
  諦めずに大量行動していく以外にない。



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posted by 安野 広明 at 23:31| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月13日

Vol.3067「ナンバー1になれるオンリー1の場所(=ニッチ)を獲得せよ!」


SMAPの『世界に一つだけの花』

という曲の歌詞に、

「ナンバー1にならなくてもいい、もともと特別なオンリー1」

とあります。



当時大ヒットしたので、それだけ、

多くの人々の共感を得たのでしょう。



他方、

「競争社会において

 そんな甘いこと言ってたら生き残れない、

 ナンバー1でないとダメだ」

といった根強い意見もあります。



私(安野)自身、

事業を存続させなければならない

経営者の立場として、

考えさせられるところです。



では実際のところ、

オンリー1を目指すべきなのか?

それとも

ナンバー1を目指すべきなのか?



この点については、

自然界の生き物が参考になるでしょう。




実は自然界には、

ナンバー1しか生き残れない

という厳然たる事実があります。



わたしたちの見ていないところで

生存競争が繰り広げられ、

ナンバー1が選ばれているのです。



ただ、よくよく考えると、

世の中には、ありとあらゆる生物が

生存していますよね。



ではどうして、

ナンバー1しか生き残れない自然界に、

たった一つの生き物ではなく

数多くの生き物がいるのか?



それは、それぞれの生物が、

オンリー1になれる場所で

ナンバー1になっているからです。



例えば、ある実験によると、

2種類のゾウリムシを水槽に入れると、

どちらも滅ぶことなく

生存できたのだとか。



ゾウリムシは大腸菌をエサにして

水槽の上の方でナンバー1であるのに対して、

ミドリゾウリムシは酵母菌をエサにして

水槽の底でナンバー1になったのです。



そしてこの、

ナンバー1になれるオンリー1の場所のことを、

生物学では「ニッチ」と呼びます。



逆に言うと、

ニッチを獲得できなかった生物は

滅びていくということ。



これが自然界の厳しいルールです。


* 『38億年の生命史に学ぶ生存戦略』(稲垣栄洋著)を参照




その上で、われわれ人間も

所詮は生物の一種であり、

経済もビジネスも人間が作り出したもの

だとすれば、このルールは、

会社経営にも当てはまるでしょう。



いかに

わが社にとってのニッチを獲得するのか?



強みをズラすことで違いを生み出し、

競争を避け、戦わずして生き残るのか?



とりわけ、現在のように、

業界の境目が崩壊し、

乱戦になりつつある激動期こそ、

自社のポジショニングが重要になってくる

のだと思います。



そのためにも、

今のポジションに固執せず、

お客様やライバルや周囲の動きをよく観察しながら、

必要とあれば、フットワーク軽く

自社のポジションをズラしていく。



そういったスタンスこそが求められる

のではないでしょうか。



そんなふうに考えています。



・・本日は、備忘録を兼ねて。


*********************************


【本日のまとめ】

■ ナンバー1になれるオンリー1の場所のことを、

  生物学では「ニッチ」と呼ぶ。

■ ニッチを獲得するために、

  自社のポジションをズラしていく。

  激動期には、そんなスタンスこそが求められる

  のではないだろうか。



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posted by 安野 広明 at 22:52| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月12日

Vol.3066「仕事の本質は、種をまき続けること」


弊社の世界観の一つに、

「桃栗(ももくり)経営」

があります。



これは、7年くらい前に、

桃栗三年柿八年の諺と経営を掛け合わせて

私(安野)が作った造語です。



具体的には、

「3年先、5年先、10年先を見据え、 

 将来に渡って大きな果実を得るため、

 未来の種を蒔きつつ、

 桃や栗を育てるように長い年月をかけて

 地道にコツコツと取り組む経営、

 またそれによって、

 関わるすべての人が幸せになる経営」

のこと。



(大変おこがましいのは重々承知の上で、)

この言葉と世界観を

縁ある方々に知ってもらい、

多少なりとも参考にしていただこうと、

小冊子『桃栗経営のすすめ』(*1)を製作して配布したり、

ももくりメルマガ(*2)を配信したりしています。


*1 http://annokaikei.com/media

*2 https://prime.shien-juku.com/index.php?action=R1&a=78&g=4&f=8



まだまだ情報発信が足りませんが、

これからも桃栗経営らしく(?)、

地道にコツコツとお伝えできれば

と思っています。




ところで、この桃栗経営、


「長期的な視点を持つ」


というのはもちろんですが、

その本質は、


「未来のために種をまき続ける」


ところにあります。



「今すぐに成果が出なくても、

 まあ、長い目で見ればいいか・・」


みたいな、ゆる〜い感じではなく、


「今、種まきの実践をしているか?」


が大事なのです。



したがって、

「先延ばし」とか「後回し」は言語道断(!)。



「成果は急がず落ち着いて、

 実践は前倒し・前のめりで」


が正しい理解です。



今の結果は過去にまいた種の成果

だとすれば、

未来に得たい成果のため、


今日どれだけ種をまくことができたか


にフォーカスすべきでしょう。



そしてここでいう種とは、

「事業の種」だけではありません。



明るい挨拶をしたり、

些細なことに感謝したり、

相手の期待値を超える仕事をしたりなど、

周りの方に喜んでいただき、

ご縁を深めたり広めたりする、

言うなれば「喜びの種」

を含みます。



これなら、

入社したばかりの新人にでも

まくことができるはずです。



そのように書くと

簡単そうに感じるかもしれませんが、

実は、喜びの種をまき続けられる人は

意外と少ないもの。



環境に慣れると、次第に

種まきが疎かになってしまうのです。

(私を含め 汗)



ただ、周りから見えないところで

コツコツと「喜びの種」をまき続けている人が、

歳を重ねるごとに

良縁に恵まれ、人生がより充実していくのは、

紛れもない事実でしょう。




・・ということで(!?)、日々、

「事業の種」や「喜びの種」

をまき続け、お互い、

桃栗経営を目指して参りましょう!(笑)


*********************************


【本日のまとめ】

■ 弊社で提唱している桃栗経営の本質は、

  「未来のために種をまき続ける」

  ところにある。

■ 「事業の種」や「喜びの種」をまき続け、

  桃栗経営を目指しましょう!(笑)



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posted by 安野 広明 at 23:14| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする