2019年05月21日

Vol.2374「“本物”は、冷めてもおいしい」


食事をする際に、

温かいうちはおいしく感じるけど、

冷めるといまいち(場合によっては、食べれたものではない!?)

みたいな食料品は

結構あると思います。



おそらく、

素材の質を誤魔化すために、

防腐剤や化学調味料や着色料などの添加物が

使われているからでしょう。



本物の素材で勝負していれば、

冷めてもおいしいはずです。




そして、このことは、

人間関係に置き換えても同じ

ような気がしています。



例えば、相手の会話が

軽妙かつユーモアのあるもので、

その場は盛り上がったとしても、

冷静になって振り返った時に、

あたかも、冷めるといまいちな食料品の如く(!?)、


「あの人は面白いけど、話の中身は全く何も残らない・・」


と感じた経験はないでしょうか?



もちろん、プライベートの時間に

その場限りで楽しむだけならそれでよいのですが、

そうではない場合、


「あの人と喋ったけど、何も残らなかった(場合によっては、時間の無駄だった!?)」


なんて思われてしまうのは、

大変残念なこと。



やはり、せっかく

相手と時間を共有するのであれば、


「この人からは学びが得られる」

「いい出会いだった」

「また会いたい」

「この人とは長く付き合いたい」


と相手に思っていただきたいですし、


トーク力による

一時的な盛り上がりやテンションではなく、

冷静になった時、上記のように感じさせる人、

言い換えると、

冷めてもおいしい人(!)こそが、

「本物」ではないかと考えています。



まあ、一番いいのは、

話しも上手で、学びのある人

なんですけど。




・・どちらも兼ね備えていない私(安野)は(汗)、

まずは目の前の相手に価値提供できるよう

努力して参る所存です!


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【本日のまとめ】

■ トーク力による一時的な盛り上がりやテンションではなく、

  冷静になった時に、

  「この人からは学びが得られる」

  「いい出会いだった」

  と感じさせる人こそ、「本物」である。

■ そんな「本物」を目指すためにも、

  まずは目の前の相手に価値提供することから

  意識してみてはどうだろうか。


posted by 安野 広明 at 23:26| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月20日

Vol.2373「大人も子供も、“活字力”が思考をつくる」


2020年より、全国の小中学校で、

「主体的対話的で深い学び」

という新学習指導要領がスタートする

のは、ご存知の方も多いと思います。



文科省のホームページでは、


「子供たちが“何を知っているか”だけではなく、

 “知っていることを使ってどのように社会・世界と関わり、

 よりよい人生を送るか”ということ」 


と紹介されています。



このことに絡めて、

『月刊致知』6月号の中に、

明治大学教授の齋藤孝先生と、

桧山ラボ代表の桧山英男先生との対談記事があり、

興味深く読ませていただきました。



私(安野)の心の琴線に触れた箇所を、

以下にいくつか抽出します。



▼ 日本語を読む力を抜きにして、ただ対話だけをしていて、

  果たして国語力を中心とした学力が向上するのか。

▼ 「話す」「聞く」は、「読む」の土台の上にある。

  「読む」ことを抜きにして「話す」「聞く」に舵を切ってしまったら、

  国語の教育は終わってしまうとすら危惧します。

▼ すべての子供に分かるものだけを扱う、という考えは、

  教育を幼稚にしている。

▼ 「単なる知識の詰め込みではなく」という言い方もしますが、

  知識と言えば詰め込み、というネガティブな言葉でしか言えない人は、

  本当の意味で勉強をしたことがない人なのかもしれません。

▼ 知識なくして思考なし。

▼ 知識のない人に主体的で対話的な深い議論ができるなど考えられません。

▼ 活字力は思考力やモチベーション、仕事の精度やコミュニケーション力とも

  直結しています。

▼ 反復は中途半端にやるから嫌われるんです。

▼ 成果が出るのは、ただの反復ではなく徹底反復、

  具体的には7回以上繰り返した後なんです。

▼ 質的な変化を起こそうと思ったら、量的な反復がどうしても必要なんです。


などなど・・



具体的には、お二方とも、


「小学1年生から、本物の文章を音読し、徹底反復すること」


の重要性を説いていらっしゃいます。


*以下の書籍もご参考までに。
    ↓
『齋藤孝のこくご教科書 小学1年生』(齋藤孝 著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4800912008/



私自身、小さい子を持つ親として、

大変参考になる記事でした。




また、それと同時に思ったのが、

記事の内容は、そのまま

大人のわれわれにも当てはまるな〜

ということ。



確かに、思考を深めようにも、

前提となる知識が薄っぺらければ、

深めようがありませんよね。



やはり、

書店でよく見かける

読みやすさを重視したビジネス書ばかりでなく、


時には、古典や純文学などの、

時代を超えて読み継がれている

本物・骨太の文章に触れることも大切

だと感じます。



私自身、子供たちに負けぬよう(!?)、

これからも、読書の量稽古を通じて、


思考力の土台となる「活字力」(=活字を読む力)


を鍛え続けるつもりです。




本日は、備忘録ということで。


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【本日のまとめ】

■ 思考を深めようにも、

  前提となる知識が薄っぺらければ深めようがない。

■ 時には、古典や純文学などの、

  時代を超えて読み継がれている

  本物・骨太の文章に触れることも大切ではないだろうか。


posted by 安野 広明 at 22:47| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月19日

Vol.2372「"一貫性”という心理を、経営に生かす」


例えば、

宝くじを買うと、

希望的観測も働き、心の中では、

購入したナンバーの当選する確率が

高まるはずです。



現実的には、

買う前と買った後とで、

当選確率はまったく変わらない

にもかかわらず・・。



実は、この心理は、


「自分が既にしてしまったことと一貫していたい

 (他人からも、一貫した人間だと見られたい)」


という欲求から来るそうです。



人は、

一度決定したり、コミットしたりすると、

自分の内側からも外側からも、

コミットメントと一貫した行動をとるよう

心理的な圧がかかります。



その圧力に従って行動することで、

自らの決定に対する満足を

高めているのです。




また、この一貫性という心理は、


「いったんそう決めたんだから、いまさら変えられない」


みたいに、

もしも当初の決定が間違っていたとしても、

思考が停止し、自己正当化してしまう

というマイナスに働く側面もあります。



世の中の頑固おやじは、多くの場合、

一貫性に囚われているのかもしれませんね(笑)。




ただ、私(安野)は、

とりわけ、会社経営において、


この一貫性の心理を活用しない手はない


と考えています。



そして、それを最大限に発揮できるのが、

経営計画書(*)です。


http://annokaikei.com/plan



経営計画書の中で、

経営理念やビジョンなど、

経営者としての志や想いを言語化し、コミットメントする。



そうしてコミットした内容は、

経営者に心理的な圧をかけ、

行動を促すことは間違いありません。



過去のエントリ(*)で、

(株)ハイデイ日高の代表取締役会長、神田正(かんだただし)氏

のことを書かせていただきましたが、

神田氏が成功されたのも、

まさに一貫性の賜物と言えるのではないでしょうか。


*ご参照下さい。
   ↓
Vol.2355「名経営者によって実証済み!経営計画書の絶大な効果」
http://bplan.seesaa.net/archives/20190502-1.html




「一貫性」という心理を、

経営や仕事に生かしたいものです。


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【本日のまとめ】

■ 人は、一度決定したり、コミットしたりすると、

  コミットメントと一貫した行動をとるように

  心理的な圧がかかる。

■ 会社経営において、

  この一貫性の心理を活用しない手はない。

■ それを最大限に発揮できるのが、

  経営計画書である。



posted by 安野 広明 at 18:37| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする