2018年07月20日

Vol.2069「未来に種を蒔きましょう〜桃栗経営のすすめ」


どんなことでも、

成果が出るまでには、

それなりの年月を要するものです。



むしろ

近視眼的になり、

即効性ばかり追い求めてしまうと、

良い結果にはつながりません。



このことは、

他社の成功事例や失敗事例を見れば、

一目瞭然でしょう。




農業に例えるなら、

20日くらいで実がなるからといって、

はつか大根(=ラディッシュ)ばかり収穫していても、

それだけでは

なかなか厳しいですよね。



やはり、余剰資金を

未来の種蒔きに使い、

桃や栗や柿といった、

将来、果実(=収益)を生み出し続ける農作物(=事業の柱)

に投資するという発想こそが、

重要だと思っています。



そして、

そのような考え方に基づいた経営を、

弊社では、「桃栗経営」と定義付け、

お客様にも推奨しているところです。




数年前に製作した『桃栗経営のすすめ』(*)

という小冊子がございますので、

よろしければご一読下さい。


http://annokaikei.com/media

* 目次 → http://annokaikei.com/wp-content/uploads/media_mokuji.pdf

* 無料ですが、郵送の場合には別途送料がかかります。



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posted by 安野 広明 at 20:41| 島根 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月19日

Vol.2068「中小企業が追求すべきは、“再現性”よりも“模倣困難性”」


「〇〇すれば成功する」


といった類の、

「再現性」の高いノウハウやスキルが

世の中には溢れています。



今後、ビックデータやAI(人工知能)が

進化していけば、ますます、

「再現性の高い答え」

のようなものが、

かなりの精度で導き出せるようになる

のでしょう。



結果として、こと商売においては、

あらゆる市場で

レッドオーシャン化が加速するはず。



なぜならば、皆が皆、

似たようなノウハウやスキルなどの武器を持って

市場に参入すれば、

そこが血の海と化すのは当然だからです。



しかも、

そういった市場で勝ち残るのは、

資本力を持ち、価格競争で有利な

大企業と決まっています。



したがって、中小企業は、

「再現性」の高い資本競争の世界ではなく、

できるだけ資本競争の枠外で

商売をしなければなりません。



そして、そのためには、

「再現性」よりも、


「代替不可能」、「模倣困難」、「参入障壁」


などを追求していくべき

だと考えています。



それは、


「参入障壁をゼロから築き上げていく」


というイメージではなく、

あらゆる業種・業態の企業を研究し、

良いところを取り入れ(=模倣し)、

それらの組み合わせによって、


「自社にしかできないことを増やしていく」


といったイメージです。




実は、弊社では、

このことをかなり前から意識しており、

結果として、会計業界では、

変わり種(!?)になりつつある

ようです。



様々な要素が組み合わさっているため、

トータルで見た時に、

うちと同じような取組みをされている会計事務所

に出会ったことがありません。



完全に、独自路線を走っている

感じでしょうか。



たまに、

ちょっとやり過ぎかな〜

という気もしなくはないですが(汗)、


中小企業が目指すべき方向性としては、

これでいいんです!(と、自分に言い聞かせる)




・・とはいえ、

弊社もまだまだなので、

これからも、

できるだけ資本競争と離れたところで、

独自の進化を遂げて行きたい

と思っています。



何かのご参考までに。


*********************************


【本日のまとめ】

■ 今後、ビックデータやAI(人工知能)が進化すれば、

  「再現性の高い答え」のようなものが、

  かなりの精度で導き出せるようになるはず。

■ 中小企業は、「再現性」の高い資本競争の世界ではなく、

  できるだけ資本競争の枠外で

  商売しなければならない。





posted by 安野 広明 at 23:19| 島根 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月18日

Vol.2067「左官職人、挾土秀平氏からの学び」


昨日は、

慨・Yワークス様主催のセミナーに参加。



ゲスト講師は、

職人社秀平組代表の挾土(はさど)秀平氏でした。



挾土さんは、

大河ドラマ「真田丸」オープニングの題字(*)

を手掛けられたことで有名。


*これです。
   ↓
sanadamaru_daijiOL.jpg



それ以外にも、

「ザ・ペニンシュラ東京」、「洞爺湖サミット」、

「銀座WAKOウインドウディスプレイ」、「アマン東京」など、

天然の土と素材にこだわり、

モダンかつ斬新な壁づくりで、

数多くの作品を残されています。



私(安野)が最初に挾土さんを知ったのは、

NHKの「プロフェッショナル」という番組。



その時は、

昔ながらの左官職人にこだわらない

新しい手法にチャレンジされている姿が、

印象的でした。



ちなみに今回、お話を聞くに当たり、

事前に、ご著書を拝読したのですが、

これがまた素晴らしい。



挾土さんの感性や表現力や哲学に、

圧倒されっぱなしです。


<おすすめ本>

『ひりつく色』(挾土秀平 著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4879506168/



昨日は、懇親会や二次会でも

ご一緒させていただき、

本当にラッキーでした(笑)。




以下、セミナーでの学びを、

備忘録としてメモします。



▼ 弱い素材どうしを、絶妙な塩梅でつなげて鋼にし、

  100年、200年ともたせるのが、日本の美意識

▼ 時間と共に風化・劣化することによって、美しさが現れる → 人間と自然との融合

▼ 日本人ほど自然と会話できる民族はいない

▼ 過剰だけどシンプルなのが、本当のシンプル

▼ 日本の伝統が継承できないことに危機感を抱いている

▼ トップダウンできる企業でなければ面白くない → できなければ役場と同じ

▼ 大事なのは、風景 → 独自の風景をつくった市町村が残る

▼ ものづくりの良さ → 同じものが何回もできない方がいい

▼ まったく同じだと、価格競争になる

▼ ちゃんと伝統さえ踏まえていれば、科学の力を借りることもある → 使い分け

▼ 遠くから持ってくると、同じものしかできない

▼ 自分の身の回りにあるものだけでやる → 独特の文化を生み出す

▼ 自然に合わせるようにしたら、うまく行くようになった

▼ 哲学のないものづくりは認められない

▼ エコロジーの次は、ネイチャー

▼ 安い張りぼては、いつか分かるようになる

▼ 皮一枚でも、本質のことをやっていく

▼ 究極をつくっていたら、時代が答えを教えてくれるはず

▼ 本物の職人とは、自分の言葉を持っている人




いただいた言葉をヒントに、

自分なりに思考を深堀りし、今後、

当ブログでも書き記したいと思います。



ありがとうございました!






posted by 安野 広明 at 21:08| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする