2025年01月21日

Vol.4446「“どうすればストックできるだろうか?”という問いを持つ」


人生に

「フロー」と「ストック」

の2つがあるとして、

私(安野)は、

フローよりもストックの人生

を目指したいと思っています。



ここでいうフローとは、


単発、流行、水物


というイメージ。



一方のストックとは、


継続、流行り廃りがない、積み上がる


といったイメージです。


(*あくまで個人的なイメージです)



情報発信で例えるなら、

Facebook はフロー、

ブログはストック

に該当します。



これは、

どちらが良い悪い

ではなくて、あくまで

価値観の違いに過ぎません。



私の場合、どうせなら

やればやるほど積み上がっていく方が

テンションが上がるし、

心が安定するし、

末広がりに良くなっていく幸福感

が得られるため、

ストックを目指している

ということ。



ですので、

当ブログでも毎回、

「Vol.〇〇〇〇」と

タイトルにナンバーを振ることで、


「積み上がっている感」


を味わっています ^^



そういう意味では、

安定志向なのかもしれません。



逆に、

フローの世界で活躍している人を見ると、

自分にはとてもできないな〜

と思います。



SNSで不特定多数の人の

認知をとり続けるとか、

一歩間違えたら炎上するとか、

私のような小心者には

耐えられません。


(そもそも、私にその力量もありませんが 汗)




ただし

こと会社経営においては、


「どうすればストックできるだろうか?」


という発想は重要です。



その際、ストックの対象は、


「顧客の数」「スキル・ノウハウ」

「成功事例」「お客様の声」


などなど。



そのため、

仮に小売業であれば、


「どうすれば一見客と

 つながり続けることができるか?」


「顧客リストを増やせないか?」


などを考え、

仕組み化する必要があります。



また、社内において

「スキル・ノウハウ」や「成功事例」の

情報共有をするにしても、

その場限りで流れてしまわぬよう

(=フローになってしまわぬよう)、

例えば

内部ネットワーク上に記録するなどして、

ストックされる仕組みをつくる

ことはできるでしょう。



このように、

地道なストック活動によって

「顧客の数」「スキル・ノウハウ」

などが積み上がっていけば、

それはまさに無形の財産となります。



経営者としても、

末広がりに良くなっていく

明るい未来を描きやすいはずです。



これぞまさしく、

「桃栗(ももくり)経営」(*)

ですね ^^


* ご参照下さい。
   ↓
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ということで、私自身、


「どうすればストックできるだろうか?」


という問いを持ち、これからも

仕組みづくりに励んで参ります。



そんなことを考えました。


******************


【本日のまとめ】

■ こと会社経営においては、

  「どうすればストックできるだろうか?」

  という発想は重要。

■ 地道なストック活動によって

  「顧客」「スキル・ノウハウ」

  などが積み上がっていけば、

  まさに無形の財産となる。

■「どうすればストックできるだろうか?」

  という問いを持ち、

  仕組みづくりに励みたいもの。



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posted by 安野 広明 at 22:27| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月20日

Vol.4445「指導者の責任について思うこと」


ありがたいことに、

お客様から、

弊社の若手スタッフについて

お褒めいただくことがあります。



それはそれで

素直に嬉しいのですが、

その際、


「さすがは安野さん」


みたいに言われると、

ちょっと違和感が・・。



なぜなら、


「自分が育てた」


とか思わないからです。



これは謙遜ではなく、

本気でそう思っています。



もちろん

マネジメントする中で

様々なきっかけはつくっていますが、

その人が成長できたとすれば、

それはどこまでいっても

本人の努力の賜物であって、

経営者の手柄ではありません。



また、会社だけではなく、

会社以外の人との出会いによって

視座が高まることもあるでしょう。



そういったことが

複合的に影響して、

人は成長するのです。



にもかかわらず、

いち要素に過ぎない

経営者やリーダーなどの指導者が、

本人の努力をよそに、

部下の成長を自分の手柄のように

(セミナーや広告などで)

周囲にPRしているのを

たまに見かけると、


「それって、どうなのかな〜」


と感じます。



もしそこに

明確な因果関係があるとすれば、

上手く育っていないスタッフについても、

指導者が全責任を負う

必要があるでしょうね。



当然ながら、

いいとこどりはできませんので。




この点、私(安野)は、

会社組織は


「自立した大人の集団」


なのだから、

自分と自分以外の人との間に

線を引いているつもりです。



課題を分離し、

相手の人生に入り込み過ぎないよう、

また、

自分が背負い過ぎないように

心がけています。



なので、そもそも

自分の力で他人を変えようとか、

思っていません。



「教育」についても、


「指導者が部下を育てる」


という、

上から下への一方向だけ

ではなく、実際には、


「部下によって指導者が育てられる」


面もあって、

双方向に影響を与え合う

「共育」が望ましい

と考えています。




では、その場合、

指導者の責任はどこにあるのか?



それは、

メンバーを育てること

ではなく、


自らが学び、実践し、

アップデートし続けると同時に、

そこで得た知見を用いて

メンバーが成長するように

自分にできるベストを尽くす

(=成長のきっかけをつくる)ことです。



したがって、

過去の成功や栄光があったとしても、

そこに胡坐をかいてはダメ。



自身のアップデートを諦めた時点で、

指導者としては不適格

と言っても過言ではありません。




ということで、

胡坐をかけるほどの成果

すら出せていない私は(汗)、

指導者の役割と責任を果たすべく、

引き続き、

学びと実践を積み重ねて参ります。



本日は、

指導者の責任について

思うところを書き記しました。


*********************


【本日のまとめ】

■ 様々なことが複合的に影響して

  人は成長するもの。

■ 指導者の責任は、

  自らが学び、実践し、

  アップデートし続けると同時に、

  そこで得た知見を用いて

  メンバーが成長するように

  自分にできるベストを尽くすこと。



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posted by 安野 広明 at 23:11| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月19日

Vol.4444「脳の特徴をフル活用すべし」


昨日のブログは、

「書く」ことで脳は本気になる

という内容でした。



本日は、

その続きです。


*******************


脳科学者の茂木健一郎氏によると、

脳の本来の状態としては、

「過去」や「未来」

という時間の感覚はなく、

「現在」

しかないのだとか。



したがって、

夢や目標といった

未来を表す言葉でも、脳は、

現在のこととして認識します。



つまり、

未来の夢も

「いま、ここ」で実現したもの

として捉えるのです。



ただし、脳には、


「非常に柔らかい」


という性質もあるのだそう。



このため、

脳の中のイメージだけで

夢や目標を持っていても、

すぐに忘れてしまいます。



そこで大切なのが、

書き出すこと。



書いたものを見る度に、


「ああ、そうだった。

 これが自分の目標だった。」


と脳に再度インプットされ、

本気になった脳から

ドーパミンが放出されます。



さらに

目標を実現するためのアクションを

次々と思い付き、

それらを1つ1つこなしていくことで

さらにドーパミンが放出され、

いつの間にか

目標をクリアしていた・・

なんてことが起こるのです。



「本当に起きるのか?」


と思われるかもしれませんが、

実は私(安野)自身、

体験しています。



いまから十数年前、とあるセミナーの中で、

1時間以上かけて

ひたすら個人の夢や目標の言語化をする

というワークがありました。



そこで書いた内容は、

ファイリングして

ごくたまに眺める程度だったのですが、

昨年末にじっくりと読み返すと、

あら不思議、

掲げた目標のうちの何個かは、

既に実現していることに気付いたのです。



これこそ

脳の働きだと思います。



書き出した目標を

見返す頻度が少なかった

(というか、書いた内容を忘れかけていた 汗)

にもかかわらず、

数個は実現できたことに驚きました。



この実体験に味を占めた私は、

年末年始のお休みを利用して

個人目標を改めて書き出しましたので、

最近は、

頻繁に眺めるようにしています ^^




そしてこのことは、

会社に置き換えても同じ。



会社としての未来の夢や目標は、

経営理念や経営ビジョンなどの形で

言語化することができます。



それらを

経営計画書(*)に記載し、

何度も見返すことで、

本気になった脳が未来を先取りして、

夢や目標へと導いてくれるはずです。


https://annokaikei.com/plan



ということで、

こういった脳の特徴を生かしつつ

自己実現していくためにも、

まずは目標を書き出すところから

始めてみても

よいかもしれません。



本日は、備忘録を兼ねて。


***********************


【本日のまとめ】

■ 夢や目標といった

  未来を表す言葉でも、脳は、

  現在のこととして認識する。

■ 脳の特徴を生かしつつ

  自己実現していくためにも、

  まずは目標を書き出すところから

  始めてみてはどうだろうか。



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posted by 安野 広明 at 22:06| 島根 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする